着物屋さんが教えるっ！着物豆知識☆──着物の素材の特徴とお手入れ方法ー大阪の振袖レンタルきものりんか

2021.05.10

 

 

 

 

きものりんかです！

皆様いかがお過ごしでしょうか～！

 

 

 

 

 

2021年、あっという間に5月の半ば…

 

歳を重ねるごとに時間の流れが

早く感じるようになったスタッフでございます。

 

 

 

 

桜の季節が終わり、だんだんと気温が高くなってきましたー☀️

 

着物を着用した後のお手入れ、気になりますよね💦

 

 

 

実はお着物の素材の種類によって、

お手入れの方法が変わってくるのです！

 

 

 

あなたのお手持ちのお着物の素材は何でしょうか？

 

 

素材のことを知る事で

着物の手入れがもっと楽になるかもしれません！

 

 

 

 

 

今回は着物の素材の特徴と、

お手入れ方法についてご紹介いたします〜！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★着物着用後に行っていただくこと

 

 

 

 

・陰干しで汗、湿気を取り除く

 

 

着物は吸水性や吸湿性の高い親水性繊維でできているため、

汗や湿気の影響で縮んでしまったり、

カビや汗シミの原因になってしまいます。

 

 

しっかり陰干しして湿気を取り除くことが大切なのです！

 

 

 着用後は着物用のハンガーにかけ、室内で一晩陰干します。

 

日光に当てて干してしまうと、

日焼けや変色の原因になってしまいます💦

 

 

 

 

着物の室内干しには【きものハンガー】が便利です。

 

 

 

 

↑↑

 

きものりんかにて、１６５０円で販売中です(^^♪

 

 

 

 

百均で販売している【バスタオルハンガー】を代用するのもOK★

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★着物の素材について

 

 

 

着物の素材は

大きく分けて5つのグループに分けられます！

 

 

 

①絹織物

②毛織物

③麻織物

④綿織物

⑤化繊・交織・混紡織物

 

 

 

 

②・③・④・⑤のお着物は、洗濯機でお洗濯が可能です✨

 

 

 

しかし、毛、麻、綿の天然繊維で出来ているお着物は、

洗濯の過程で縮んでしまう事があります💦

 

縮みが気になる方は必ず、

着物のクリーニングに持っていくようにしてくださいね！

 

 

 

１．目立つシミを洗濯前に落とす

 

 

次に、着物の汚れをチェックしましょう。

 

洗濯で落とせなさそうな目立つ汚れは、

洗い残しをなくすために手洗いしておくことをおすすめします。

 

 

 

 

【汚れの付きやすい箇所】

 

 

 

 

 

最も汚れが付きやすい場所💦

汗やファンデーション汚れをチェック！！

 

 

 

 

 

 

食べこぼしなどの汚れはございませんか？

 

 

 

 

 

 

 

泥跳ねなどの汚れがつきやすいです💦

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★手洗いでの洗濯方法

 

着物を手洗いで洗濯するときは、以下の手順で行います。

 

 

 

 

 

★用意するもの

 

洗濯桶

中性洗剤

柔軟剤

タオル

 

 

 

 

準備が出来たら、レッツゴ～！！

 

 

 

 

 

 

１．洗濯桶に水をためる

 

洗濯桶に水をため、中性洗剤を溶かします。

水の量は着物がつかるくらいの量で。

たたんだ着物を入れてやさしく押し洗いをします。

 

汚れが気になる箇所は、洗剤をつけて、

やさしく部分洗いを行いましょう。

 

 

 

 

 

２．すすぎ洗い

 

 

汚れた水を捨てて、着物を２〜３回すすぎ洗いします。

 

着物を持ち上げるときは、

繊維がほつれないようにやさしく持ち上げてください。

柔軟剤を使用する場合は、すすぎ洗いの最後に使用します。

 

 

 

 

 

 

３．干す

 

着物の水気を、タオルで水気を拭き取り、

着物を干して日陰で自然乾燥させます。

 

シワをしっかり伸ばして干しましょう！

 

 

 

 

着物が乾いたら【本たたみ】をし、

たとう紙に入れて保管してください(^^)/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正絹のお着物の

 

洗濯機でのお洗濯はお勧めできません💦

 

小さな汚れでしたら最新の注意を払い、

手洗いでお洗濯していただくことも可能です！

 

 

 

天然繊維は洗濯機でグルグル回される事により、

繊維同士が絡まります。

 

繊維同士が絡まることによって着物が縮んでしまいます。

 

羊毛やカシミヤのニットが洗濯で縮んでしまう理由も

上記の理由と同じです。

 

 

 

 

以上の理由から、正絹のお着物は

ドライクリーニング、丸洗いなど、

専門の業者にお願いしていだだくのが一番かと思います☆彡

 

 

 

 

 

 

 

続いては…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★洗濯機での洗濯方法

 

⚠︎洗濯表示が付いている場合は、

洗濯機でお洗濯可能か確認してから行ってください！

 

 

 

 

★用意するもの

 

中性洗剤

柔軟剤

洗濯ネット

タオル

 

 

 

 

１．きものを洗濯ネットにたたんで入れます

 

 

ネットに入れると、他の洗濯物と絡みにくくなります。

また、着物をたたんで入れることで、

シワが付きにくくなります。

 

ここでたたんだ時のシワは、洗濯すると残ってしまうので、

丁寧にたたみましょう。

 

 

 

購入してから最初の数回は、

１着ずつ洗濯ネットに入れて、

他の衣類と分けて洗濯することで、

色移りを避けることができます。

 

 

 

 

 

２．洗剤と柔軟剤を入れます

 

洗濯モードを

 

【ソフト洗いモード・洗濯3～5分・脱水30秒～1分以内】

 

に設定します。

 

脱水時間を短くすることで、

水分の重さで着物のシワを伸ばしやすいです。

 

 

 

 

３．干す

 

 

洗濯が終わったら、着物を干して日陰で自然乾燥させます。

 

乾燥機などは生地が傷みやすく、

シワが残ってしまうこともあるので

使用しないようにしましょう。

 

 

干す場所の床に新聞紙を敷いて、床が濡れないようにします

　　干す場所の環境は、直射日光の当たらない、

風通しの良い場所を選びましょう。

干すときは、衿と袖の形をしっかりと整えましょう

 

 

 

完全に湿気がなくなるまで干しましょう！

 

湿気が残っていると、シミや、カビの原因になります。

 

 

 

 

 

 

４．保管

 

 

たとう紙にいれて、高温多湿にならない場所の

桐ダンスや衣装ケースにいれて保管してください★

 

ただし、着物を1段に詰め込みすぎてしまうと

着物にシワができてしまうので、

入れすぎないように注意しましょう。

 

 

 

絹などの天然繊維は虫害に遭いやすいです💦

 

天然繊維の中でも毛織物(ウール)は特に害虫に狙われやすいので

防虫剤を忘れずに～！！

 

 

 

ポリエステルやレーヨンなど化学繊維で織られた着物は

害虫被害の心配はいりません(^^♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしたか～？

 

 

着物は天然素材を使用したものが多く、

お手入れが難しいものがほとんどです。

 

 

 

ですが、

洋服と同じように、

 

 

 

素材を知り、その素材の特徴を知ることで

 

 

 

　着物をもっと身近に感じてもらえたら

いいなぁと思っています( *´艸｀)

 

 

 

 

 

【きものりんか 振袖館 尾崎店】では、

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いつでもお待ちしております(^^)/

 

 

 

 

 

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ここまでご覧くださいまして

ありがとうございました！

 

 

 

次回もお楽しみに〜(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))